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English in マルタブログ!

Yet Another JUGEM.
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人のおっぱいを笑うな

私の乳がんは大きさは2センチ弱だったものの、温存手術で直径6センチくらいは切除されたようです。

それでも術後、最初の診察で美人の先生が私の傷口を見て、

「わあ、きれい!自分でやったのをこう言うのも何ですが、

きれいですね。」

とおっしゃった時に、

実はこの時、私は自分の傷口は手術後、縫った訳ではなく接着剤(!)で閉じられたのですが、一部は接着剤がちゃんとついていなかったんじゃないの?と言いたい心境でした。

それを先生の「わあ、きれい!」で、

「ああ、そんな不満を言ってはいけないんだ。こんなにきれいに処置してくれて、と感謝しなければいけないんだ。」

と思った次第です。

後から考えると、この時の先生のリアクションはマニュアルに書いてあるのかなあ、、と思ったり。(すいません)

それでも私は明るく食い下がったのです。

「手術された左の方が、お肉を切られた分、リフトアップしたので右の方が少し下がって見えますよね。」

すると美人の先生、キリリとこうおっしゃった。

「切り取った分、脇の脂肪や何かも寄せてますからね。

そんな欲も出ますよね。」

「ああ、そうなんだ。そんな欲を出してはいけないんだ。

温存できちんと手術を成功させてくださったのだから、左右の差なんて、これは欲なんだ。」とまたしても反省。

 

術後は怖くて見れなかった傷も見れるようになり、

最初はシャワーのお湯がかかるだけで「ざくろのように」

傷口がパッカリ開くのではないかと怖かったり、

自分なりに色々な事を日々克服していったのです。

 

先日、久しぶりに気晴らしにGAPをのぞいて、

安くなっていたトップスを

「サイズが小さかったら、安くても買うのはよそう。」

と賢明にも試着室で来て見た時の事。

「やっぱり、ちょっと小さいかなあ。」

とマイクに見せた時に、

マイクが「クククッ」と笑ったのだ。

「小さい?」と私。

「いや、、、」とマイク。

「そうじゃなくて、、、左のおっぱいの方が高い位置にあるのがおかしくて。リフトアップするのに整形外科で手術したらいくらかかるんだろうね。右も上げてもらえたら良かったのにね。右はガンにはならないよね。」

 

奴は冗談のつもりで言った。

それも「極上のイギリス人のジョーク」のつもりで。

でも私にとってはこれは冗談ではないのだ。

「人のセックスを笑うな」と言う本があるけれど、

この時ばかりは「人のおっぱいを笑うな!」

と本気で怒った。

(怒った後で笑ったけど)

 

病気になった人は些細な言葉にもすごくナイーブに傷つく、

と言うことを私自身も学んでいる所だ。

病気の人にかける言葉は本当に難しい、と思う。

 

「合気道のことは気にしないでゆっくり休んで。」

もちょっと寂しかった。

「全快祝いを楽しみにしてます。」

も全快はないんだけど、と寂しかった。

一番嬉しかったのは、

「先生のいない稽古は寂しかったです。顔が見たいです。」

だった。

みんな心配しての言葉なのにね。

申しわけない事です。

 

 

 

 

| 乳がん | 11:09 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |









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