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Yet Another JUGEM.
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「タマちゃんのおつかい便」から学んだもの。

「人生ってのはよ、たった一度きりの命をかけた遊びだからよ。何でも好きなことやったもんの勝ちだべさ。」

「そもそも人生に『失敗』なんてねえべさ?人生にあるのは『成功』と『学び』だけだって。」

「つまんねえ生き方すんのは、わが家では禁止。」

これらの言葉は、友人から回って来た、森沢明夫著「たまちゃんのおつかい便」の中に出てくる、主人公のたまちゃんのお父さんの言葉です。思わずノートに書き残してしまったくらい心に響きました。他にも、たまちゃんのおばあさんやお母さんの言葉にも。

「人生なんてあっという間だから、一分一分を楽しんで、なるべくいい気分で過ごしなさい。それが幸せに生きる極意なの。」

「人生の『小さな冒険』に踏み出せない人って『勇気』が足りないんじゃなくて、本当はきっと『遊び心』がちょっぴり足りないだけなんだよね。」

「人生はたった一度きりの遊びのチャンス」

「人生に辛いこと、悲しいこと、嫌なことがあっても、その事象の中には必ず『いい部分』が隠されているから、それを見つけ出してしっかりと『いい気分』の喜びを味わうの。」

たまちゃんという女の子は、大学を辞め、地方の過疎地のお年寄りたちが「お使い難民」になっているニュースを見て、その人たちに物を届ける「たまちゃんのおつかい便」という仕事を起業する、というお話。

そんなたまちゃんに、地元でずっと自動車整備工をしている男の子や、お母さんが亡くなった後に、フィリピンの若い女の子と再婚しちゃったお父さん、どうしても違和感が拭えないフィリピン人のお義母さん、引きこもりの女の子、そしてたくさんのじいちゃん、ばあちゃんが絡む、心あたたまるお話。

作家が読者に伝えたい事が溢れてる。

こんないい言葉が小さな村の普通の人々の口から出てくる。

そんな人々に愛されながら、たまちゃんが成長していくし、たまちゃんの存在が村の人々も変えていく。

つまり、「教養」も「お金」も何なんだ?

作者の森沢さんは若い頃にバイクで地方のそんな小さな村を訪れては、作者曰く「ばあちゃんナンパ」して居候させてもらいながら、村人たちの豊かな自然、ものすごく美味しい食べ物、さりげなく支え合う人々の暮らし、などを知り、それを貯金にして作品を書いている、と言う。

つまり、その「貯金」がなかったら書けなかった?

どの作品も根底に流れるメッセージは、

「生きることへの励まし」

「本当の豊かさ」

「温かい人間同士の交流」

友人が貸してくれなかったら決して出会わなかった本。

感謝です。

「たまちゃんのおつかい便」

     ー森沢明夫著 (実業之日本社、出版)

| 読書すること | 11:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |









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