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戻って来たタイガー・ウッズ

タイガー・ウッズといえば私がゴルフを始める前にはゴルフ界の大スターだった人です。これまでの生涯で稼いだ賞金やスポンサー料の総額でスポーツ選手の中でトップ。次に続くのがテニスのフェデラーですからどれだけ凄いか。出る試合、出る試合、優勝をもぎ取り、その記録は私たちの想像を超えます。

しかし、膝や腰のケガに悩まされ、受けた手術は数えきれず、やっと復帰して出た試合もやはり痛みが出て途中で棄権することもありました。それに加えて、プライベートでは結婚生活も色々あり、「タイガーはセックス依存症」などとメデイアに書き立てられ、つい最近は蛇行運転していて警察に捕まり、「痛み止めの薬を飲んでいたから、、」などと釈明した逮捕時の写真は目もうつろな情けない姿に、誰もが「タイガーも終わった。」と思ったのでした。

そのタイガーが医師から「ゴルフやっても大丈夫」のゴーサインをもらって自身の財団が主宰する「ヒーローワールドチャレンジ」で久々に試合に戻って来たのです。お金と記録だけならもう十分に手に入れたタイガーをグリーンに引き戻したもの。

一つには「自分はゴルフしかできない。」という思い。そしてもう一つは二人の子供が「パパはユーチューブ上の伝説の人」と思っていたことを知ったから、というものでした。長いリハビリの生活で子供達はタイガーが試合でプレイする姿を見たことがなかったのです。

「体はボロボロなので、もう昔のフォームでは打てないんだ。」という41才のタイガー。

それでも24才のジャステイン・トーマスは自分が大きな試合で優勝した日に優勝トロフィーを持ってタイガーの家を訪れて一緒に夕食を食べたのです。

28才のリッキー・ファウラーはタイガーと何度も練習ラウンドを回り、「まだ彼は自分のそれぞれのクラブの飛距離がつかめていないんだ。」とアドバイスをして、「ヒーローチャレンジ」では最終日、7打差から連続バーデイーで猛烈なチャージをかけて優勝し、タイガーと並んで優勝カップの写真を撮っています。

タイガーも世界中のゴルフファンの期待を一身に受けて、一時はトップに立つほどの健闘をして最終的には9位に入る立派な成績で終えました。みんながタイガーの一打一打を息を飲むようにして見つめ、一喜一憂しました。誰が優勝するか、よりもタイガーがどこまでできるか、最終日までプレイできるか、の方がずっと大事な特別な試合でした。

人間は誰でも弱い所があり、過ちも犯します。それが有名人であればなおさら大きなニュースになり、その社会的な命を抹殺してしまったりします。盛り上がったニュースはそれで「The End」となり、一般大衆はなんとなく満足したり、次のニュースに関心を移したりします。抹殺された人のその後の事なんて誰もおかまい無しです。

でもタイガーの復活試合を見ていて私は思いました。

体もボロボロ、社会的名誉もボロボロになったにもかかわらず、みんなの前に姿を現した(子供たちのために)タイガーの勇気。

それを支え続けた若いゴルファーたちのレジェンドに対する尊敬の気持ち。

そして「戻って来たタイガー」を応援した多くの人たち。

処罰されて消えて行くよりも「もう一度、やり直せる。」というメッセージの方がずっと人々に与える影響は大きいと思うのだけど、、、。人を告発し合い、責め合うよりも、他人事を自分の事のように思って助け合う、支え合う。

誰だって暖かい社会で暮らしたいです。

| ゴルフ | 12:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |









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