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Yet Another JUGEM.
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暑さ対策に冬山登山のお話

エベレスト登山家のドキュメンタリーを見ました。

最も難関の山の難関ルートをシェルパなし、酸素ボンベなしで挑んだ3人の登山家の実話でした。

死と背中合わせに山頂を目指し、何度も途中で断念し、それでもまた数年後に挑み続ける彼らの姿を克明に追う映像は、もう始まったらその場から動けないほどの緊張感でした。

ストーリーは置いておいて、、、、

私が「面白い!」と思った場面がありました。

メインの登山家は何回目かの挑戦で幸運なことにカリスマクライマーの人とチームを組んで登るチャンスが訪れます。経験も登山の技術も感覚も全てに優れた有名な登山家と一緒に登れるのです。

そして登山は始まります。

何度か挑戦し続けている岩山にかじりつきながら彼は突然、こう感じるのです。

「今の自分はとても危うい、今までになく危うい。

なぜなら、カリスマの彼と一緒にいるということで全てを彼に委ねてしまっている自分がいる事に気がついたのです。

本来ならば、自分の感覚を研ぎ澄ませて、どの岩を使うか、天候はどうなるか、風の変化や自分の体調、仲間の様子、そういった事の全てに最新の注意を払っているはずなのに、すごく彼に依存している自分に気がついたのです。

彼に付いて行けば大丈夫、というような感覚。これはいけない、下手をすれば命を落とす、と思い始めたのです。」

「そうだ!」、と思わず私は膝を打ちました。

誰かについていくのは簡単なのです。

心地よく、何のリスクもなく、責任もない。

でもその状態は、私たちはエベレストの凍り付く岸壁に指だけで張り付いている訳ではありませんが、自分の全てを誰かに委ねてしまっている状態なのです。

一番大切な事は何も考えていない。

考えなくてもいい。考える必要がない。

一生懸命さと努力さえあればいい。

誰かに連れられて何処かに行ったら次回、絶対に自分1人ではそこに行けないのと同じです。

誰かに書類申請や税金申告やパソコンや携帯の設定をやってもらったら、自分では何にも出来ないのと同じです。

「ただついて行くだけは楽チン」と思ったら大間違いです。

海外旅行を考えて見てください。パッケージツアーで行くのと個人で行くのでは全く異なる旅行になります。

「行って来た、見て来た。」なのか、「そこに確かに自分という人間がいた。」のか、その違いは大きいと思うのです。

人から下される結果や評価は「はいはい」とつけていただければよし。自分で下す自己評価が一番大事です。

そして自己評価を低くしない事も大事です。

「謙虚」や「謙遜」の陰に隠れている自分のズルさ、弱さもあるはずです。見たくないけど。

ピアノで言えば、ミスを恐れて無難に弾く演奏よりも、ミスしてもいいから自分のやりたい事をやった演奏の方がずっといいのです。

失敗しなかった事に胸をなで下ろすより、、、、

挑戦しなかった事を後悔する方が失うものは大きい。

と、私は思うけれど?

| - | 10:47 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |









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