CATEGORIES
SELECTED ENTRIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
LINKS
MOBILE
qrcode
PROFILE
OTHERS

12
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

English in マルタブログ!

Yet Another JUGEM.
<< 検証会ー第二回 | main | Stephanie on TV >>
武道愛好家である前に人間であれ

稽古仲間からこんな話を伺いました。

彼が学んでいるある武道の六段審査があり、どんな人が合格し、どんな人が合格せず、そして自分の今のレベルはどれくらいなのか、を見極めたくて審査が行われている道場の二階席に座って観覧していたそうです。

前に審査員の先生方が10人くらい。

受験生は全国から約200名。

そこで数人ずつが審査を受け、その後方ではこれから審査を受ける人たちがそれぞれに審査に備えて稽古をしている、そんな審査会場だったそうです。

 

と、「ド〜ン!」とものすごい音とともに後方で審査稽古をしていた年配の人が倒れたそうです。

何人かの周りの人たちが駆け寄り、

救急車が来るまでに15分。

倒れた人は痙攣し、みるみる土色に。

救急車が出発するまでに20分。

計35分が経過したそうです。

 

「どう思います?」と稽古仲間が私にやりきれなかったその時の気持ちを話してくれました。

「数人の人以外は、倒れた人の方を心配そうに見るでもなく、「我、関せず」とばかりに黙々と審査稽古を続け、審査もそのまま続行されたのです。見ていて私は憤りを抑えられなかったです。」

それを聞いていたもう一人の年配者。

「前に階段で派手に転んで痛くて自力で起き上がれなかった事を思い出しました。誰一人、駆け寄ってはくれず、みんな脇を通り過ぎていくんですよ。

ああ、自分はここで死ぬのかな、と思った。」

その話を何人かの人に話すとみんな同じようなことを言いました。「松葉杖をついていても、電車の席を譲ってはもらえなかった。」「年配者や妊婦さんにサッと譲ってくれるのは外国人だけです。」

 

本当に悲しい。

そんなに審査が大事か?

そんなに急ぐ用があるのか?

普通の人間でもそのくらいの気持ちは持ち合わせていて当然なのに、まして武道を愛好する人間ならば、、、

人間性を高めることが稽古の目的のはず。

しかし、「修行」だ「鍛錬」だ、と叩かれながら人間性を失う事がスポーツ界には確かにあります。

指導者もいけませんが、そう言う空気に酔う稽古生の精神状態が存在するのも事実。

残念なことではありますが私の人生の中でも悲しい出来事はいくつもありました。

当たり前の思いやりや気遣いが出来ないのならば、、、

武道なんて辞めてしまえ!

ちょっと、今日は過激で、ご免。

| - | 12:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |









http://blog.english-inmalta.com/trackback/1265298