Stephanie on TV
- author: YOKO
- 2018.12.03 Monday
合気道養神館龍のステファニー先生がテレビに出ます!
ステファニーと初めて道場で会ったのは、
もうかれこれ15年以上前のことです。
「南アフリカから来ました。」と聞いて、それまで全く馴染みのなかった南アフリカでしたが、マイクに聞くとイギリスとは縁の深い国で、「世界で最も美しい景色のある国だよ。」との事。
彼女が龍で稽古を始めたのは、働いていたシェーン英語学校の同僚、同郷のジョナサンが龍で稽古をしていたから。シェーンにあてがわれて住んでいた幕張のアパートから浦安への引越しも手伝ったりして、すっかり日本のお姉さん(お母さん?)のような気持ちになったものです。浦安で見つけたアパートは道場からすぐの所で、今では内弟子の方々が代々、住み続けています。
その当時の龍道場の稽古は外国人にとって、漫画家の手塚治虫や石森章太郎が駆け出しの頃にみんなで住んで腕を磨いていた事で有名な「トキワ荘」のような感じでした。
安藤先生について本部から浦安に移ってきたカナダ人のステイーブンを筆頭に、東京都と同じ広さの土地に実家があるオーストラリア人のバート、ステイーブンを頼って来た「典型的」アメリカ人のブレット、ロサンジェルス合宿で私たちと出会って、浦安にやって来たキアヌ・リーブス似のアメリカ人エージェン、ステイーブンが 働いていたNOVAつながりで、同じくアメリカ人の写真家ジェイコブ、綺麗な英語をしゃべる元BBC勤務だったイギリス人のユージン、などなどが毎週2回のAACクラスで稽古をしていました。
稽古の後は近くの回転寿司に行って、お昼時無料のお味噌汁とシメサバやかんぴょう巻きなどの安いお皿を数枚頼んでは楽しくて安いランチをしていました。
そこで私は彼らの、必要以上に気を使わない正直で楽チンな人間関係の心地よさを経験したりもしました。
合気道つながりで、うちで近所の子供達の英語教室をしたり、その後一緒に夕食を食べてから、また稽古に行ったりしました。ステファニーについて南アフリカに行って、ご両親や家族に会ったりもしました。
稽古に励み、どんどん上手になると同時に、どんどん更に美しくなって行ったステファニーが「内弟子になりたい。」と言った時には正直びっくりしました。それまで女性の内弟子も外国人の内弟子もいなかったからです。
それ以上にびっくりしたのは、その一年後、「安藤先生と結婚します。」と聞いた時。
「おめでとう!」と言ってあげる前に喉から出て来た言葉は、「あなたが考えているほど、それは簡単な事ではないのよ。」という非情な言葉。(本当にごめんなさい)
そんな私の心配を跳ねのけて、今では立派な龍道場の「おかみさん」です。
日本男性との結婚だけでも大変!
日本で子育てだけでも大変!
合気道を夫とやって行くだけでも大変!
と思ったのですが、、、見事にやってのけました。
もう心から、脱帽です。
放送日は12月17日((月)夜9時から。
BSテレビ東京の「ワタシが日本に住む理由」です。
ぜひ、ご覧ください!
これで有名人になっちゃうのかな。
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